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21年7月の自治研カフェ

清水屋閉店に思いを語ろう

       
                7月29日(木)18時~文化センター408号室

感想から

 ・酒田が商業の街であったのは、庄内地方の豊かな米作の利潤があったため。
 → それが、転作や米価低迷で所得の大幅減になり、いよいよ、酒田も普通の田舎町になってしまったということか。

 ・サラリーマン所得も減少に歯止めがかからず、「日本は(賃金・物価が)安い国」になってしまった。

 ・したがって、消費はできるだけ安いスパーやチェーン店があれば充分となっている。
 → 所得減の必然的な結論

・清水屋ブランドが効力を持っていた、冠婚葬祭などの贈答用需要が地味化している。
 → これも所得減の必然的な結論

・酒田市民の精神的ダメージは大きい。
 → 買い物先に地元意識はもうないだろう。
 → ネットで発注するのと同じで、全国どこで買い物しても同じ店となる。
 → 地元意識が希薄になると、給料水準が高いところへ人は流れる。

 ・今後は、何か利用してほしいが、よほど個性がないと集客はできない。
 → 人通りの少なさを考えると、店の名前で集客できる店でないとたいへん。
 → すでに、映画館もCDショップも本屋も個性的な喫茶店もなくなった。
 → 酒田の文化はどこで育めばいいのか。若者への影響は大きい。
 → 「無印」に期待したいが、本末転倒か。

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