21年3月
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人新世の「資本論」読書会
感想から
・人口が70億となった人類は、地球環境を守りながら生存を続けることは、難しいのかもしれない。
・公平・公正な世界を創るということは、先進国の生活水準を大幅に下げなければ実現されないということか。
・「安価な労働力」と「安価な自然」がなくなりつつある現代では、そもそも資本主義による経済成長は限界に近づいているということだろう。そのため、資本の利潤率は低下し、先進国内部での労働者の搾取は激化し、格差が拡大している原因になっているということか。
・資本主義世界からの脱却は本当に可能なのか。資本主義が人間の本能(もっとよい生活をしたい)に合致したシステムであるため、脱却には理性が重要ということだろう。
・環境対策だけを考えても、著者はSDGs達成でも間に合わないとしているが、あと10年しかないのに日本での盛り上がりのなさは、世界の現実か。
・コミュニズムによる潤沢な脱成長という提案は可能性あるのか。
→ 現実感がない。
・まずは、70億人の働き過ぎを是正することから始めたらどうか。
→ 時短を進めて、のんびり暮らすのがあたり前になれば、GDPは減るが幸福度は上がる気がする。
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